QC検定の過去問はどこにある?公式で手に入るものと使い方

QC検定の試験問題は公式に無料公開されておらず、日本規格協会のサイトにあるのは各級の問題例(解答例なし)と1級・2級の基準解答(期間限定・解答のみ)です。3級・4級は第40回(2025年9月)からCBTに移り、試験問題の販売も基準解答の掲載もありません。

公式に過去問は公開されている?

QC検定の試験問題を、公式サイトで無料で読める場所はありません。主催の日本規格協会(JSA)が出しているものを並べると、次の4つです。

各級の問題例(無料)1級〜4級のPDFが各級の問題例に載っています。解答例はなく、勉強用ではなく試験のスタイルと分量を知ってもらうための資料とされています。
基準解答(無料・期間限定)1級・2級だけです。載るのは解答のみで問題文はありません。第41回(2026年3月15日実施)の分は2026年5月27日に掲載を終えています。3級・4級の基準解答は掲載しないと明記されています。
試験問題の冊子(有料)1級・2級だけです。試験問題と基準解答のセットで、解説はつきません。販売期間が決まっていて、第39回以前の分は販売を終えています。
過去問題集(有料)日本規格協会が級別に出版している解説つきの本です。最新版の収録は1級が第38回〜第41回、2級が第35回〜第40回、3級が第33回〜第38回。4級の過去問題集は書籍一覧にありません。

3級・4級の過去問は今の試験の対策になる?

3級・4級は第40回(2025年9月実施分)から、マークシートの試験がテストセンターで受けるCBTに変わりました。3級の過去問題集の最新版に入っているのは2024年9月の第38回までで、すべて紙の試験の問題です。

日本規格協会の書籍ページには、紙の試験は穴埋め方式だったがCBTでは出題方式が変わったため、CBT向けの書籍を別に用意しているという説明があります。過去問題集は知識の確認には使えますが、設問の形や画面での解き方はCBTの本番と同じではありません。

CBTの画面は、公式のCBTへの変更についてのページから体験試験と説明動画で確かめられます。

過去問だけで合格できる?

過去問は本番の分量と難しさを知るのに役立ちますが、それだけで準備を終えるのはおすすめしません。3級・4級はCBTになってからの試験問題が手に入らず、手元で解ける過去問は形式の違う紙の試験のものです。

1級・2級も、試験問題の冊子と基準解答には解説がありません。答えが合っていても理由が分からないままでは、同じ論点を別の聞き方で出されたときに対応できません。

2級・3級の合格基準は、手法分野・実践分野のそれぞれで概ね50%以上、かつ総合で概ね70%以上です(1級も一次試験に分野ごとの基準があり、4級は総合のみ)。回ごとに過去問を解くだけでは、どちらの分野が基準に届いていないかが見えにくくなります。

このサイトの問題は過去問と何が違う?

このサイトの問題は、公表されている出題範囲をもとに当サイトが独自に作ったもので、過去の試験問題の転載や言い換えは含みません。収録は1級25問・2級115問・3級108問・4級48問の計296問で、全問に解説がついています。

問題は分野ごとに分かれていて、3級なら「QC七つ道具」「管理図」など13分野から、苦手なところだけを選んで練習問題を解けます。解いた結果はブラウザに記録され、復習ページで間違えた問題だけを解き直せます。

模擬試験は2級・3級・4級で受けられます。手法分野と実践分野に分けて出題し、本番と同じ合格基準で合否を判定します。本番の出題数は公表されていないため、問題数は当サイトの構成です。1級は一次試験の知識を問う練習問題だけで、論述の二次試験には対応していません。料金はかからず、会員登録もいりません。

どの順番で組み合わせると効率がいい?

知識を入れてから本番形式に近づけていく順番が、むだが少なく済みます。公式の資料と過去問題集は最後の仕上げに回します。

1. 解説で全体をつかむ解説で、分野ごとの考え方と用語を確認します。
2. 分野別の練習問題練習問題を分野単位で解き、正答率の低い分野を復習で解き直します。
3. 模擬試験で合否判定模擬試験で、手法分野と実践分野のどちらが基準に届いていないかを確かめます。
4. 公式の資料と過去問題集で仕上げ公式の問題例で本番の分量をつかみます。1級・2級は過去問題集で本番の問題の長さと時間配分に慣れ、3級・4級はCBTの体験試験で画面の操作を確かめます。

過去問を解くときに気をつけることは?

過去問題集は版ごとに収録回が変わります。買う前に、何回から何回までが入っているかを日本規格協会の書籍ページで確かめてください。3級の最新版は第38回までの収録なので、CBTになってからの問題は入っていません。

同じ回を繰り返すと、答えの位置を覚えただけで正解できるようになります。2回目以降は選択肢を見る前に答えを考え、なぜその答えになるかを説明できるかを確かめてください。

公式の問題例と1級・2級の基準解答には解説がありません。間違えた問題は、該当する分野の解説に戻って確認するのが確実です。

このサイトの問題はどこから解ける?

QC検定3級の練習問題108問は、無料・登録なしで1問ずつ解けます。間違えた問題は自動で記録され、あとからまとめて解き直せます。

3級の練習問題を解く(108問) 3級の模擬試験を受ける 分野別解説を読む

公式の情報はどこで確かめられる?

同じ作りで無料で学べる他の資格は?

このサイトと同じ作り(分野別の解説、1問ずつ解ける練習問題、合格基準で合否を判定する模擬試験)の学習サイトを、 ビルメンテナンスの仕事で求められる4資格でも公開しています。 二級ボイラー技士、危険物取扱者 乙種第4類(乙4)、第二種電気工事士、第三種冷凍機械責任者の4つです。 どれも無料・登録不要で、過去問の転載はありません。品質管理とは分野が違いますが、 解説を読んで問題を解き、模擬試験で合格基準に届いているかを確かめる手順は同じです。

よくある質問

QC検定の過去問は無料で見られますか?

試験問題そのものは公式に無料公開されていません。日本規格協会のサイトで無料で見られるのは、各級の問題例(解答例なし)と、期間を区切って掲載される1級・2級の基準解答(問題文なし)です。

QC検定3級の過去問はどこで手に入りますか?

日本規格協会が出版している3級の過去問題集(2025年版)に、第33回〜第38回の6回分が解説つきで収録されています。3級は第40回からCBTになり、それ以降の試験問題の販売や基準解答の掲載はありません。

QC検定4級の過去問はありますか?

日本規格協会の関連書籍一覧に、4級の過去問題集は掲載されていません(2026年9月確認)。公式の問題例で出題の雰囲気をつかみ、分野別の練習問題で範囲を埋めていく方法があります。

QC検定は過去問だけで合格できますか?

過去問は本番の分量と難しさを知るのに役立ちますが、それだけに頼るのはおすすめしません。3級・4級はCBTで出題方式が変わっており、2級・3級は手法分野・実践分野それぞれ概ね50%以上も必要なので、分野ごとの弱点をなくす練習と組み合わせてください。

このサイトの問題と解説は、公表されている出題範囲をもとに当サイトが独自に作成したものです。過去の試験問題の本文・選択肢・図表は掲載していません。 試験の実施と最新の内容は日本規格協会の公式情報で確認してください。