QC検定4級/第1章 全範囲
★★☆ 出題の目安 2/3 改善の基本用語。
改善の進め方:QCサークルと問題解決の手順
改善は、今のやり方を変えて結果を良くする活動です。思いつきで変えるのではなく、現状を数字でつかみ、原因を調べてから手を打ちます。職場の小グループで進めるのが QC サークルです。
動画で見る(約4分)
音声は合成音声です。字幕をつけて見られます。内容はこのページの解説と同じで、続きから再生できます。
改善は手順どおりに進める
「不良が多い」と感じても、いきなり対策を打つと当たり外れになります。改善は決まった手順で進めます。何を良くするか決め(テーマ)、今どうなっているかを数字で調べ(現状把握)、どこまで良くするか決め(目標)、原因を調べ(要因解析)、手を打ち(対策)、効果を確かめ(効果確認)、良かったやり方を標準にします(標準化)。
この流れを問題解決の手順、または QC ストーリーと呼びます。順番を飛ばさないことが大切です。
QC サークルは職場の小グループ活動
同じ職場の数人が集まり、自分たちの職場の問題を自主的に改善する活動が QC サークルです。上から指示された仕事ではなく、自分たちでテーマを選び、手順に沿って進めます。
成果を出すことだけが目的ではありません。メンバーが手法を身につけ、職場が活気づくことも大切な目的です。
| テーマ | 自分たちの職場で困っていることから選ぶ。 |
|---|---|
| 提案活動 | 気づいた改善案を個人が提案する制度。サークル活動と並んで行われる。 |
改善したら標準化する
良いやり方が見つかっても、そのままでは担当者が変わると元に戻ります。作業標準に書き込み、全員が同じやり方をするようにします。これが標準化で、改善の最後の手順です。
試験ではこう問われる
問題解決の手順の順番(現状把握が対策より先)、QC サークルの特徴(自主的・小グループ・職場の問題)、標準化の意味が出ます。「対策を先に決めてから現状を調べる」のような順番の入れ替えが誤りの定番です。
よくある質問
改善は大きな設備投資が必要ですか?
必要ありません。置き場を変える、表示を付けるといった小さな工夫も改善です。QC サークルで扱うのは、むしろそうした身近な改善が中心です。
現状把握では何を調べますか?
問題がいつ・どこで・どれくらい起きているかを、数字で調べます。感覚ではなくデータで把握することで、原因の見当がつきやすくなります。
読んだ内容が身についた?(確認問題3問)
選択肢を押すと、その場で正誤と解説が出ます。間違えた問題は学習マップに残ります。
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Q1
「継続的改善」の説明として最も適切なものはどれか。
答えと解説を見る
正解:1 少しずつでも、よりよくする活動を続けて行うこと
継続的改善は、現状に満足せず、少しずつでも改善を積み重ねていく活動です。全員が日常的に取り組むことが望まれます。
問題番号 4-kz-001(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q2
改善で排除すべき「3ム」のうち「ムダ」が表すものはどれか。
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正解:1 価値を生まない作業や動き
3ムは ムダ(価値を生まない)・ムリ(過度な負荷)・ムラ(ばらつき・不均一) です。ムダは付加価値を生まない作業を指します。
問題番号 4-kz-002(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q3
3ムのうち「ムリ」が表すものはどれか。
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正解:1 人や設備の能力を超えた過度な負荷
ムリは、能力を超えた過度な負担のことです。ムリはミスや故障、ムラの原因にもなります。
問題番号 4-kz-003(誤りに気づいたらお知らせください)
読んだあとにやること
読んで分かった気になっても、手を動かすと止まります。この分野の練習問題で確かめてください。
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解説と例題は学習用に当サイトが作成したものです。例題の数値はすべてオリジナルで、 過去問題(日本規格協会の著作物)の本文・選択肢・数値は使用していません。