QC検定4級/第1章 全範囲
★★★ 出題の目安 3/3 PDCA等の基本概念。
管理とは何か:標準を決めて、そのとおりに保つ
管理とは、やり方を決めて、決めたとおりに行い、結果を確かめて、ずれていたら直す活動です。良くする活動(改善)とは分けて考えます。管理項目と異常の扱いが4級の中心です。
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音声は合成音声です。字幕をつけて見られます。内容はこのページの解説と同じで、続きから再生できます。
管理は「決める→守る→確かめる→直す」
朝の検温を例にします。毎朝測ると決め(計画)、実際に測り(実行)、平熱と比べて(確認)、高ければ休む(処置)。この4つの繰り返しが管理で、頭文字をとって PDCA と呼びます。
工場でも同じです。作業のやり方を標準として決め、標準どおりに作業し、結果を管理項目で確かめ、ずれていれば処置します。
| P(計画) | 目標とやり方を決める。 |
|---|---|
| D(実行) | 決めたとおりにやる。 |
| C(確認) | 結果を目標と比べる。 |
| A(処置) | ずれていれば直す。うまくいったら標準にする。 |
管理項目と異常
結果が良いか悪いかを判断するための目印が管理項目です。製品の寸法、不良品の数、作業時間などがそれにあたります。管理項目には「ここまでなら正常」という範囲(管理水準)を決めておきます。
範囲を外れたら異常です。異常が起きたら、まず影響が広がらないように止め(応急処置)、次に原因を調べて同じことが起きないようにします(再発防止)。応急処置だけで終わらせないのが要点です。
管理(維持)と改善は別の活動
管理は「決めたとおりに保つ」活動、改善は「今よりよくする」活動です。この2つを取り違えた選択肢が試験でよく出ます。
今のやり方を守って安定させるのが管理、そのやり方自体を変えて水準を上げるのが改善。両方があって品質は良くなっていきます。
試験ではこう問われる
PDCA の順番、管理項目の意味、異常時に最初にやること(応急処置)、管理と改善の違いが定番です。「異常が起きたらすぐ原因追究」ではなく「まず影響を止める」が正解の順番です。
よくある質問
管理と改善はどちらが大事ですか?
どちらも必要です。改善で良くしたやり方を管理で保ち、また改善する、という繰り返しで品質の水準が上がっていきます。
PDCA はどこから始めますか?
P(計画)からです。いきなり実行から始めると、何と比べて確認すればよいかが決まりません。
読んだ内容が身についた?(確認問題3問)
選択肢を押すと、その場で正誤と解説が出ます。間違えた問題は学習マップに残ります。
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Q1
管理のサイクル PDCA の順序として正しいものはどれか。
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正解:1 計画 → 実施 → 確認 → 処置
PDCAは Plan(計画)→Do(実施)→Check(確認)→Act(処置) の順に回し、これを繰り返して仕事の質を高めます。
問題番号 4-mg-001(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q2
維持のサイクル SDCA の「S」が表すものはどれか。
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正解:1 標準化(Standardize)
SDCAは Standardize(標準化)→Do→Check→Act で、決めた標準を守って良い状態を維持するサイクルです。
問題番号 4-mg-002(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q3
「維持」と「改善」の説明として正しいものはどれか。
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正解:1 維持は決めた状態や標準を保つこと、改善はより良い状態にすること
維持は標準どおりの状態を保つ活動(SDCA)、改善は現状よりも良い状態をめざす活動(PDCA)です。両者は車の両輪の関係です。
問題番号 4-mg-003(誤りに気づいたらお知らせください)
読んだあとにやること
読んで分かった気になっても、手を動かすと止まります。この分野の練習問題で確かめてください。
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解説と例題は学習用に当サイトが作成したものです。例題の数値はすべてオリジナルで、 過去問題(日本規格協会の著作物)の本文・選択肢・数値は使用していません。