QC検定4級/第1章 全範囲
★★☆ 出題の目安 2/3 5M・異常の考え方。
工程とは何か:4M と前工程・後工程
工程とは、材料や部品に手を加えて価値を生み出す仕事のひとまとまりです。工程の結果は、人・機械・材料・方法の4つ(4M)で決まります。ばらつきの原因を探すときは、この4つで分けて考えます。
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音声は合成音声です。字幕をつけて見られます。内容はこのページの解説と同じで、続きから再生できます。
工程は4Mで決まる
パン工場なら、生地を練る・発酵させる・焼く・包む、がそれぞれ工程です。焼き上がりのばらつきは、焼く人(人)、オーブン(機械)、小麦粉(材料)、温度と時間の設定(方法)のどれかが変わると生じます。
この4つの頭文字をとって 4M と呼びます。工程で問題が起きたら、4M のどれが変わったかを順に調べます。
| 人 Man | 作業者の技能・体調・交代。 |
|---|---|
| 機械 Machine | 設備・治具・工具の状態。 |
| 材料 Material | 原材料・部品のロット違い。 |
| 方法 Method | 作業手順・条件の設定。 |
品質は工程で作り込む
できあがった製品を検査で選り分けるだけでは、不良品を作る費用は減りません。良品しかできない工程にすることが品質管理の目標で、これを「品質は工程で作り込む」と言います。
工程を安定させるには、4M を決めたとおりに保つこと(管理)が土台です。
前工程と後工程
自分の工程に材料を渡す側が前工程、自分の結果を受け取る側が後工程です。後工程はお客様と考え、不良を流さない。前工程から不良を受け取ったら、そのまま作業せずに前工程に知らせる。工程どうしのこのつながりで、工場全体の品質が保たれます。
試験ではこう問われる
4M の4つを答えさせる問題が最も多く、測定(Measurement)を加えた 5M と混ぜた選択肢も出ます。4級で問われるのは基本の 4M です。「品質は検査で作る」は誤りで、「工程で作り込む」が正解の型です。
よくある質問
4M に「環境」は入りますか?
基本の 4M は人・機械・材料・方法です。環境(Environment)や測定(Measurement)を加えて 5M・6M と呼ぶこともありますが、4級では 4M の4つを確実に覚えてください。
読んだ内容が身についた?(確認問題3問)
選択肢を押すと、その場で正誤と解説が出ます。間違えた問題は学習マップに残ります。
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Q1
「後工程はお客様」の意味として最も適切なものはどれか。
答えと解説を見る
正解:1 自分の次に品物を受け取る工程をお客様と考え、良品だけを渡す
「後工程はお客様」は、各工程が次工程をお客様とみなし、不良を流さず良品だけを渡すという考え方です。
問題番号 4-kt-001(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q2
自分の工程から見て、次に品物を受け取る工程を何というか。
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Q3
工程を構成する要素を表す「5M」に含まれないものはどれか。
答えと解説を見る
正解:1 お金(Money)
5Mは Man(人)・Machine(機械)・Material(材料)・Method(方法)・Measurement(測定) です。お金(Money)は5Mに含まれません。
問題番号 4-kt-003(誤りに気づいたらお知らせください)
読んだあとにやること
読んで分かった気になっても、手を動かすと止まります。この分野の練習問題で確かめてください。
関連する解説
解説と例題は学習用に当サイトが作成したものです。例題の数値はすべてオリジナルで、 過去問題(日本規格協会の著作物)の本文・選択肢・数値は使用していません。