QC検定4級/第1章 全範囲
★☆☆ 出題の目安 1/3 用語理解が中心。
検査の目的と種類
検査は、製品を調べて決められた基準と比べ、合格か不合格かを判定する活動です。良品と不良品を分けることはできますが、品質そのものを良くすることはできません。どの段階で、全部を調べるか一部を調べるかで種類が分かれます。
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音声は合成音声です。字幕をつけて見られます。内容はこのページの解説と同じで、続きから再生できます。
検査は判定する活動
検査では、製品の寸法を測ったり見た目を確かめたりして、あらかじめ決めた基準(規格)と比べます。基準の中なら合格、外れていれば不合格です。
検査で不良品を取り除けば、お客様に不良品は届きません。ただし不良品を作った費用は戻りません。だから検査は品質を保証する最後の砦であって、品質を作る活動ではありません。
検査の種類
どの段階で行うかで3つに分かれます。材料や部品を受け取るときの受入検査、作っている途中の工程内検査、出荷前の最終検査です。
どれだけ調べるかでも2つに分かれます。全部を調べる全数検査と、一部を取り出して調べる抜取検査です。
| 全数検査 | すべての製品を調べる。確実だが手間がかかる。安全に関わる部品などに使う。 |
|---|---|
| 抜取検査 | 一部を取り出して調べ、全体を判定する。調べると壊れる製品(破壊検査)や数が多い場合に使う。 |
検査員の役割
検査員は、決められた方法で公平に判定し、結果を記録します。不良が見つかったら、その情報を作った工程に知らせることも大切な役割です。検査の結果が工程の改善に使われて、はじめて不良が減ります。
試験ではこう問われる
検査の目的(判定であって品質を作ることではない)、段階別の3種類、全数と抜取の使い分け(壊れる検査は抜取)が定番です。「検査を厳しくすれば不良は出なくなる」は誤りの型です。
よくある質問
抜取検査で不良品を見逃すことはありますか?
あります。一部しか調べないので、見逃す可能性は必ず残ります。それでも使うのは、全数検査ができない場合(壊れる検査・数が多すぎる)があるからです。
読んだ内容が身についた?(確認問題3問)
選択肢を押すと、その場で正誤と解説が出ます。間違えた問題は学習マップに残ります。
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Q1
検査の目的として最も適切なものはどれか。
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正解:1 品物が規格・基準に適合しているか判定し、不適合品を次工程や顧客に渡さない
検査は、品物が規格・基準を満たすかを判定し、不適合品を後工程や顧客に流さないようにする活動です。
問題番号 4-ks-001(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q2
「適合品」の説明として正しいものはどれか。
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正解:1 定められた要求(規格・基準)を満たしている品物
適合品は規格・基準などの要求を満たす品物です。満たさないものは不適合品(不良・不具合を含む)といいます。
問題番号 4-ks-002(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q3
「検査」と「計測」の違いの説明として正しいものはどれか。
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正解:1 計測は量を測ること、検査は測った結果などから合否を判定すること
計測は長さや重さなどの量を測る行為、検査はその結果や外観などから規格に適合するか合否を判定する行為です。
問題番号 4-ks-003(誤りに気づいたらお知らせください)
読んだあとにやること
読んで分かった気になっても、手を動かすと止まります。この分野の練習問題で確かめてください。
関連する解説
解説と例題は学習用に当サイトが作成したものです。例題の数値はすべてオリジナルで、 過去問題(日本規格協会の著作物)の本文・選択肢・数値は使用していません。