QC検定2級「方針管理・機能別管理・日常管理」の練習問題(8問)
QC検定2級「方針管理・機能別管理・日常管理」の練習問題を8問収録しています。各問に解説がついているので、間違えた箇所をその場で確認できます。
※ 本問題は過去問の転載・言い換えではなく、公式出題範囲の知識体系から独自に作成したオリジナル問題です。
QC検定2級の方針管理・機能別管理・日常管理では何が問われる?
トップの方針を現場の目標へ落とす流れと、日常管理との役割の違いが問われます。
方針管理・機能別管理・日常管理で間違えやすいのはどこ?
方針管理は変える活動、日常管理は保つ活動です。この対比で覚えると混ざりません。
分野の区分は 品質管理検定レベル表(3級, 公式PDF) に合わせています。上の説明は当サイトが独自にまとめたものです。
-
経営方針を上位から下位へ展開し、上位者と下位者がすり合わせながら目標・方策を決めていく進め方を何というか。
- 方針の展開(キャッチボール/すり合わせ)正解
- 全数検査
- 官能評価
- 抜取検査
解説を見る
方針管理では、方針を階層的に展開する際に上位・下位ですり合わせ(キャッチボール)を行い、実行可能で整合した目標・方策にします。
-
品質・コスト・量・納期などの目的を、部門をまたいで全社的に管理する仕組みを何というか。
- 機能別管理正解
- 日常管理
- 在庫管理
- 現金管理
解説を見る
機能別管理は、品質保証やコスト管理などの目的別に、部門横断(クロスファンクショナル)で全社的に管理する仕組みです。
-
日常管理で、管理項目が基準や管理限界を外れる「異常」が起きたときの対応として最も適切なものはどれか。
- 応急処置で影響を抑えつつ、原因を調べて再発防止する正解
- 異常は無視して作業を続ける
- 管理限界を広げて異常でないことにする
- 記録を残さず担当者だけで処理する
解説を見る
異常時は、まず応急処置で影響を抑え、原因を究明して再発防止(標準や工程の是正)につなげます。異常の見える化と処置のルール化が重要です。
-
方針管理において、上位方針を下位へ展開する際に、上位と下位の間で目標や方策をすり合わせることを何と呼ぶことがあるか。
- キャッチボール正解
- ブレーンストーミング
- ベンチマーキング
- ローリング
解説を見る
上位の方針を一方的に下ろすのではなく、下位の実情を上位に返して調整する往復のやり取りをキャッチボールと呼びます。これを行わないと、現場で実行できない目標が並ぶことになります。
-
日常管理における「管理項目」の説明として最も適切なものはどれか。
- 目標が達成されているかを判断するために、継続的に確認する項目正解
- 改善テーマとして今年度に取り組む項目
- 作業手順書に記載された作業の順序
- 組織図に定められた部門の名称
解説を見る
管理項目は、仕事の結果や過程が計画どおりかを判断するために定期的に確認する項目です。あわせて、正常か異常かを判断する基準となる管理水準を決めておきます。管理項目と管理水準はセットで運用します。
-
機能別管理(クロスファンクショナルマネジメント)の説明として最も適切なものはどれか。
- 品質やコストなどの経営機能について、部門をまたいで横断的に管理すること正解
- 部門ごとに独立して目標を管理すること
- 個人の業績を職能別に評価すること
- 製造機能だけを対象に管理すること
解説を見る
機能別管理は、品質・コスト・納期などの機能軸で部門をまたいで管理する仕組みです。部門ごとの縦の管理だけでは、部門間のつなぎ目で問題が起きやすくなります。縦の日常管理と横の機能別管理を組み合わせて運用します。
-
方針管理では、期末の達成状況の評価だけでなく、期の途中でも進捗を確認して必要な処置をとる。
- 正しい(○)正解
- 誤り(×)
解説を見る
そのとおりです。期末にだけ振り返る運用では、未達が分かった時点で手遅れになります。期中のレビューで進捗と阻害要因を確認し、方策を修正していくことが求められます。これが方針管理におけるPDCAのCとAにあたります。
-
日常管理で異常が見つかった場合は、応急処置だけを行い、原因の追究は次年度の方針管理に委ねるのが原則である。
- 正しい(○)
- 誤り(×)正解
解説を見る
誤りです。日常管理では、異常を見つけたら応急処置に加えて原因を追究し、再発防止まで行うのが原則です。方針管理に委ねるのは、日常管理の枠組みでは解決できない大きな課題に限られます。