QC検定2級「抜取検査」の練習問題(11問)
★☆☆ 出題の目安 1/3 考え方と基本計算。
QC検定2級「抜取検査」の練習問題を11問収録しています。選択肢を選ぶとその場で正誤と解説が出て、間違えた問題は復習ページにたまります。
※ 本問題は過去問の転載・言い換えではなく、公式出題範囲の知識体系から独自に作成したオリジナル問題です。
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Q1
抜取検査で、本来合格にすべき良いロットが不合格になってしまう確率を何というか。
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正解:1 生産者危険(α)
生産者危険(α)は、品質の良いロットが誤って不合格になる確率で、生産者にとって不利になります。
問題番号 2-as-001(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q2
抜取検査で、本来不合格にすべき悪いロットが合格してしまう確率を何というか。
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正解:2 消費者危険(β)
消費者危険(β)は、品質の悪いロットが誤って合格する確率で、消費者(受入側)にとって不利になります。
問題番号 2-as-002(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q3
横軸にロットの不良率、縦軸にロットの合格する確率をとり、抜取検査の特性を表す曲線を何というか。
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正解:1 OC曲線(検査特性曲線)
OC曲線(Operating Characteristic curve)は、ロットの品質(不良率)ごとの合格確率を表し、抜取方式の厳しさを評価できます。
問題番号 2-as-003(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q4
抜取検査が全数検査より有利になる場合として最も適切なものはどれか。
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正解:1 破壊検査のときや、検査数が非常に多くコスト・時間がかさむとき
破壊検査では全数検査ができず、また検査数が多い場合は抜取検査の方が経済的です。逆に致命的欠点は全数(または全数以上の)検査が必要です。
問題番号 2-as-004(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q5
合格品質水準(AQL)の説明として最も適切なものはどれか。
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正解:1 合格させたいロットの品質(不良率など)の基準となる水準
AQL(Acceptable Quality Level)は、合格としたいロットの品質水準の目安で、抜取方式を選ぶ際の基準になります。
問題番号 2-as-005(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q6
OC曲線において、サンプルの大きさ n を大きくしたときの曲線の変化として正しいものはどれか。
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正解:1 曲線の傾きが急になり、良いロットと悪いロットの判別力が高まる
n を大きくすると曲線は急になり、品質の良し悪しをはっきり区別できるようになります。ただし検査の手間と費用は増えます。判別力とコストのバランスで n を決める、という関係になります。
問題番号 2-as-006(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q7
計数規準型抜取検査で用いられる用語のうち、「なるべく合格させたい品質水準」を表すものはどれか。
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正解:1 p0(生産者側が合格させたいロットの不適合品率)
p0 はなるべく合格させたい良い品質水準で、これを誤って不合格にする確率が生産者危険 α です。p1 はなるべく不合格にしたい悪い品質水準で、これを誤って合格させる確率が消費者危険 β です。p0 と p1 の役割を入れ替えた選択肢に注意してください。
問題番号 2-as-007(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q8
調整型抜取検査では、供給者の品質実績に応じて、なみ検査・きつい検査・ゆるい検査を切り替える。
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正解:正しい(○)
そのとおりです。実績が悪ければきつい検査へ、良い状態が続けばゆるい検査へ移行します。品質の実績を検査の厳しさに反映させる仕組みで、供給者に品質改善の動機を与える狙いもあります。
問題番号 2-as-008(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q9
サンプルの大きさ n = 10、合格判定個数 c = 0 の計数一回抜取検査で、ロットの不適合品率が 5% のとき、ロットが合格する確率はおよそいくらか。
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正解:1 約 0.60
c = 0 なので、10 個すべてが適合品のときだけ合格します。その確率は 0.95 の 10 乗で、0.95¹⁰ ≒ 0.599 です。不適合品率がわずか 5% でも、4 割のロットが不合格になる厳しい検査だと分かります。
問題番号 2-as-009(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q10
OC 曲線において、なるべく合格させたい品質水準 p₀ のロットが不合格になる確率を何というか。
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正解:1 生産者危険 α
p₀ のロットが不合格になる確率は 1 − L(p₀) で、これが生産者危険 α です。逆に、なるべく不合格にしたい p₁ のロットが合格してしまう確率 L(p₁) が消費者危険 β です。OC 曲線の左端で α、右側で β を読む、という位置関係で覚えてください。
問題番号 2-as-010(誤りに気づいたらお知らせください)
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Q11
計数規準型一回抜取検査では、サンプル中の不適合品数が合格判定個数 c 以下であればロットを合格とする。
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正解:正しい(○)
そのとおりです。サンプル n 個を調べ、不適合品が c 個以下なら合格、c + 1 個以上なら不合格と判定します。「c 未満」ではなく「c 以下」で合格になる点を取り違えないでください。
問題番号 2-as-011(誤りに気づいたらお知らせください)
QC検定2級の抜取検査では何が問われる?
計数規準型・計量規準型の抜取検査で、OC曲線・生産者危険・消費者危険を読み取る問題が中心です。
抜取検査で間違えやすいのはどこ?
αは良いロットを捨てる確率、βは悪いロットを通す確率です。取り違えるとOC曲線の読みが逆になります。
分野の区分は 品質管理検定レベル表(3級, 公式PDF) に合わせています。上の説明は当サイトが独自にまとめたものです。
抜取検査の解き方をもっと詳しく知るには?
抜取検査は「ロットの一部だけ調べて全体を判定する」ので、良いロットを落とす確率と悪いロットを通す確率が必ず残ります。この2つの確率を、ロットの不適合品率ごとに描いたのが OC 曲線です。曲線が読めれば、検査方式の良し悪しを数値で説明できます。
2級のほかの分野は?
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