QC検定3級「工程能力指数」の練習問題(6問)

★★☆ 出題の目安 2/3 計算問題として出やすい。

QC検定3級「工程能力指数」の練習問題を6問収録しています。選択肢を選ぶとその場で正誤と解説が出て、間違えた問題は復習ページにたまります。

※ 本問題は過去問の転載・言い換えではなく、公式出題範囲の知識体系から独自に作成したオリジナル問題です。

解答 0 / 6問 正解 0問
  1. Q1

    工程能力指数 Cp についての説明として正しいものはどれか。

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    正解:1 値が大きいほど規格幅に対して工程のばらつきが小さく、工程能力が高い

    Cp =(規格上限−規格下限)/(6σ)。ばらつき σ が小さいほど Cp は大きくなり、工程能力が高いと判断します。かたよりまで考慮するのは Cpk です。 Cpの式には平均が出てこないため、平均が規格の中心からずれていても値は変わりません。この穴を埋めるのがCpkで、実務で判断に使うのはCpkのほうです。

    問題番号 3-shuhou-009(誤りに気づいたらお知らせください)

  2. Q2

    一般に「工程能力が十分にある」と判断される目安として用いられる Cp の値はどれか。

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    正解:1 Cp ≧ 1.33

    一般に Cp ≧ 1.33 で工程能力は十分、1.00〜1.33 でまずまず、1.00 未満は不足とされることが多いです。 この区切りは法令や公式の基準ではなく、実務で広く使われている慣用的な目安です。要求される水準は製品や業界によって変わります。

    問題番号 3-shuhou-010(誤りに気づいたらお知らせください)

  3. Q3

    工程能力指数Cpkは、分布の平均が規格の中心からずれているかどうか(かたより)も考慮している。

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    正解:正しい(○)

    Cpはばらつきだけを見ますが、Cpkはかたよりも考慮するため、平均が規格中心からずれると Cpk は Cp より小さくなります。 かたよりがまったくない(平均が規格の中心と一致する)とき、CpkはCpと等しくなります。Cpが十分なのにCpkだけが低いときは、ばらつきではなく中心のずれが原因なので、平均を規格の中心に戻すほうが早く効きます。

    問題番号 3-cp-001(誤りに気づいたらお知らせください)

  4. Q4

    規格が下限8〜上限12(規格幅4)、標準偏差σ=0.5の工程のCpはいくらか。

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    正解:3 1.33

    Cp =(規格上限−規格下限)/(6σ)= 4 /(6×0.5)= 4/3 ≒ 1.33 です。 分母は6σであって3σではありません。片側規格のときだけ3σで割ります。この取り違えが計算問題での定番の誤りです。

    問題番号 3-cp-002(誤りに気づいたらお知らせください)

  5. Q5

    Cp = 1.00 が意味する状態として正しいものはどれか。

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    正解:1 規格の幅がちょうど6σに等しく、余裕がほとんどない

    Cp=1.00は規格幅=6σでぎりぎりの状態です。かたよりがあればすぐに規格外れが出るため、一般に1.33以上が望まれます。 規格幅と6σがちょうど等しい状態なので、平均が少しでもずれれば規格外れが出ます。一般に1.33以上を目標とするのは、この余裕を確保するためです。

    問題番号 3-cp-003(誤りに気づいたらお知らせください)

  6. Q6

    工程能力が不足している(Cpが小さい)とき、能力を高めるための対策として最も適切なものはどれか。

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    正解:1 工程を改善してばらつき(σ)を小さくする

    Cpを上げるにはばらつきσを小さくする(工程改善)か、必要に応じて規格幅を見直します。ばらつき低減が基本の方向です。 規格幅は顧客要求なので勝手には変えられません。したがって、まずはばらつきを小さくする工程改善が基本の方向になります。かたよりが原因の場合は、平均を規格中心に合わせるほうが先です。

    問題番号 3-cp-004(誤りに気づいたらお知らせください)

QC検定3級の工程能力指数では何が問われる?

Cp と Cpk を計算し、1.33 などの目安と比べて工程を評価する問題が出ます。

工程能力指数で間違えやすいのはどこ?

片側規格のときは式が変わります。両側の式のまま計算すると値が合いません。

分野の区分は 品質管理検定レベル表(3級, 公式PDF) に合わせています。上の説明は当サイトが独自にまとめたものです。

工程能力指数の解き方をもっと詳しく知るには?

Cp は規格の幅をばらつきの幅で割った値、Cpk はそれに平均のかたよりを反映した値です。Cp が十分でも Cpk が低いことがあり、その差こそが3級で問われる点です。

工程能力指数(Cp・Cpk)の求め方を読む

3級のほかの分野は?

最新の出題範囲と規格は日本規格協会の公式情報で確認してください。