QC検定3級「QC七つ道具」の練習問題(14問)
★★★ 出題の目安 3/3 3級手法分野の中核。配点が大きい。
QC検定3級「QC七つ道具」の練習問題を14問収録しています。選択肢を選ぶとその場で正誤と解説が出て、間違えた問題は復習ページにたまります。
※ 本問題は過去問の転載・言い換えではなく、公式出題範囲の知識体系から独自に作成したオリジナル問題です。
-
Q1
不良項目を件数の多い順に棒グラフで並べ、累積比率を折れ線で重ねて「重点的に取り組む項目」を見つけるのに適した図はどれか。
答えと解説を見る
正解:2 パレート図
パレート図は項目を大きい順に並べ累積曲線を重ねます。上位少数の項目が全体の大部分を占めるという重点指向の判断に使います。 ヒストグラムは1つの特性の分布、特性要因図は要因の整理、散布図は2変数の関係を見る道具で、いずれも優先順位はつけられません。なお「その他」の項目は件数によらず一番右に置くのが決まりです。
問題番号 3-shuhou-001(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q2
特性(結果)に対して要因を魚の骨のように整理し、原因を体系的に洗い出すのに使う図はどれか。
答えと解説を見る
正解:1 特性要因図
特性要因図(フィッシュボーン図)は、結果に影響する要因を大骨・小骨に分けて整理し、原因の候補を漏れなく洗い出す道具です。 注意したいのは、特性要因図は要因の候補を洗い出す道具であって、原因を特定する道具ではない点です。どれが本当に効いているかは、層別や散布図でデータを取って確かめます。
問題番号 3-shuhou-002(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q3
ヒストグラムから読み取れる情報として、最も適切でないものはどれか。
答えと解説を見る
正解:4 対応する2つの特性どうしの相関の強さ
相関の強さは散布図で読み取ります。ヒストグラムは1つの特性の分布(中心・ばらつき・形)を把握する道具です。 ヒストグラムは1つの特性しか扱わないため、2つの特性の関係は表せません。2変数の関係を見たいときは散布図を使います。
問題番号 3-shuhou-003(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q4
対になった2つのデータの関係(相関)を調べるのに用いるQC七つ道具はどれか。
答えと解説を見る
正解:1 散布図
散布図は対応する2変数を平面上に打点し、正の相関・負の相関・相関なし等の関係を視覚的に把握します。 点が右上がりなら正の相関、右下がりなら負の相関です。ただし相関があることと因果関係があることは別で、第三の要因が両方に影響している場合もあります。
問題番号 3-shuhou-004(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q5
チェックシートの主な目的として最も適切なものはどれか。
答えと解説を見る
正解:1 データを簡単に記録・集計できるよう工夫した用紙で確認・集計する
チェックシートは、点検・記録・集計が簡単にできるよう項目を印刷した用紙です。データ収集や確認に使います。 記録する段階の道具である点が特徴です。集計しやすい形をあらかじめ用意しておくことで、後のパレート図やヒストグラムの作成が楽になります。
問題番号 3-q7-001(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q6
「層別」の説明として最も適切なものはどれか。
答えと解説を見る
正解:1 データを機械別・作業者別・時間別など共通点でグループ分けする
層別はデータを共通の条件(機械・人・材料・時間など)でグループ分けし、違いを比較して原因を絞り込む考え方です。 層別は単独で図を描く道具ではなく、他の道具と組み合わせて使う考え方です。ヒストグラムが二山になったときに機械別で層別する、といった使い方をします。
問題番号 3-q7-002(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q7
時間の経過に伴う値の変化を見るのに最も適したグラフはどれか。
答えと解説を見る
正解:3 折れ線グラフ
折れ線グラフは時間的な変化や推移を見るのに適しています。円・帯グラフは構成比、レーダーは項目バランスの表現に向きます。 円グラフ・帯グラフは構成比を表す道具なので、時間の経過は表せません。「何を知りたいか」でグラフを選ぶという発想が問われています。
問題番号 3-q7-003(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q8
全体に占める各項目の割合(構成比)を見るのに最も適したグラフはどれか。
答えと解説を見る
正解:2 円グラフ
円グラフは内訳(構成比)を表すのに適しています。帯グラフも構成比の比較に使えます。 折れ線グラフは推移、管理図は工程の安定性、散布図は2変数の関係を見る道具です。構成比の比較には帯グラフも使えます。
問題番号 3-q7-004(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q9
管理図は、QC七つ道具に含まれる。
答えと解説を見る
正解:正しい(○)
QC七つ道具は一般に パレート図・特性要因図・チェックシート・ヒストグラム・散布図・グラフ・管理図(層別を含める場合もある)です。 層別を7つに数え、代わりにグラフと管理図をまとめて1つとする数え方もあります。数え方に幅があるため、「何が含まれるか」を問う設問では選択肢どうしを見比べて判断してください。
問題番号 3-q7-005(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q10
散布図で、一方が増えるともう一方も増える傾向が見られるとき、その関係を何というか。
答えと解説を見る
正解:1 正の相関
点が右上がりに散らばるのは正の相関です。右下がりは負の相関、ばらばらなら相関なしと判断します。 相関の強さを数値にしたものが相関係数で、−1から+1の範囲をとります。正の相関なら相関係数はプラスの値になります。
問題番号 3-q7-006(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q11
散布図で、一方が増えるともう一方は減る傾向が見られるとき、その関係を何というか。
答えと解説を見る
正解:2 負の相関
点が右下がりに散らばるのは負の相関です。 相関係数で表すとマイナスの値になります。なお、相関がないように見えても、層別すると各グループ内では相関が現れることがあります。
問題番号 3-q7-007(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q12
次のうち、QC七つ道具に含まれないものはどれか。
答えと解説を見る
正解:3 親和図法
親和図法は言語データを扱う新QC七つ道具の1つです。パレート図・特性要因図・ヒストグラムはQC七つ道具です。 親和図法は言語データを似たもの同士でまとめる新QC七つ道具です。数値データを扱うQC七つ道具と、言語データを扱う新QC七つ道具、という対比で覚えてください。
問題番号 3-q7-008(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q13
ヒストグラムで、本体から離れた位置に小さな山(離れ小島)がある場合、まず疑うべきことはどれか。
答えと解説を見る
正解:1 異なる条件のデータや異常値が混入している
離れ小島は、別工程・別ロットのデータ混入や測定ミスなど、異なる母集団や異常値の混入を疑うサインです。層別が有効です。 層別して描き直すと、混ざっていたデータが分かれて原因が見えます。ほかに二山型は異なる条件の混在、歯抜け型は区間の取り方や測定の問題を疑うサインです。
問題番号 3-q7-009(誤りに気づいたらお知らせください)
-
Q14
パレート図で、通常たての軸(棒の高さ)に取るものとして最も一般的なものはどれか。
答えと解説を見る
正解:1 不適合の件数や損失金額
パレート図はたて軸に件数・金額などの大きさを取り、大きい順に棒を並べ、累積比率を折れ線で重ねます。 横軸には項目を件数の多い順に並べます。件数だけでなく損失金額を取ると、件数は少なくても損害の大きい項目を見つけられます。
問題番号 3-q7-010(誤りに気づいたらお知らせください)
QC検定3級のQC七つ道具では何が問われる?
パレート図、特性要因図、ヒストグラム、散布図、チェックシート、グラフ、管理図の使い分けが中心です。
QC七つ道具で間違えやすいのはどこ?
どの道具で何が分かるかを対応させてください。原因を出すのは特性要因図、絞り込むのはパレート図です。
分野の区分は 品質管理検定レベル表(3級, 公式PDF) に合わせています。上の説明は当サイトが独自にまとめたものです。
QC七つ道具の解き方をもっと詳しく知るには?
7つの道具は、それぞれ答えられる問いが違います。「どれを使うか」ではなく「何を知りたいか」から選ぶと迷いません。3級の手法分野で最も配点が大きい範囲です。
3級のほかの分野は?
3級の全108問を通して解く 3級の模擬試験で合否を判定する 間違えた問題だけ復習する QC七つ道具で使う公式を確認する 3級の出題範囲・分野マップ 3級の合格率データ 3級の学習計画
最新の出題範囲と規格は日本規格協会の公式情報で確認してください。