QC検定3級「品質保証」の練習問題(8問)
QC検定3級「品質保証」の練習問題を8問収録しています。各問に解説がついているので、間違えた箇所をその場で確認できます。
※ 本問題は過去問の転載・言い換えではなく、公式出題範囲の知識体系から独自に作成したオリジナル問題です。
QC検定3級の品質保証では何が問われる?
保証と補償の違い、クレーム処理、製品安全、品質保証体系図の読み方が問われます。
品質保証で間違えやすいのはどこ?
品質保証は事前に作り込む活動です。検査で選り分けることではありません。
分野の区分は 品質管理検定レベル表(3級, 公式PDF) に合わせています。上の説明は当サイトが独自にまとめたものです。
品質保証の解き方をもっと詳しく知るには?
「ねらいの品質」と「できばえの品質」、「当たり前品質」と「魅力的品質」など、対になる言葉の区別が問われます。保証と補償の書き分けも頻出です。
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「品質優先(品質第一)」とは、目先の納期やコストよりも、まず品質を確保することを重視する考え方である。
- 正しい(○)正解
- 誤り(×)
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品質を最優先することで、結果として手直しやクレームが減り、長期的にはコストや納期にも良い影響を与えると考えられています。 短期的には検査や手直しの手間が増えるように見えますが、不良が減ればクレーム対応や作り直しがなくなります。品質第一が結果的にコストと納期も良くする、というのがQCの考え方です。
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品質保証の説明として最も適切なものはどれか。
- 顧客が安心して使えるよう、必要な品質を確実に提供するための体系的な活動正解
- 不良品を検査で見つけて捨てるだけの活動
- 販売価格を決める活動
- 在庫を増やす活動
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品質保証は、顧客が安心して使えるよう、企画・設計から販売・アフターまで含めて必要な品質を確保・実証する一連の活動です。 検査だけの活動ではない点が重要です。品質保証は企画・設計から製造・販売・アフターサービスまでを対象にし、顧客が安心して使える状態を作る一連の活動を指します。
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品質は最終検査で不良を取り除くことだけで十分に保証でき、工程での作り込みは不要である。
- 正しい(○)
- 誤り(×)正解
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検査だけでは限界があり、各工程で品質を作り込むこと(プロセス保証)が重要です。「品質は工程で作り込む」が基本の考え方です。 検査は品質を確認する活動であって、作る活動ではありません。検査を強化しても工程が作り出す品質そのものは変わらないため、良品しか作れない工程にする方向が基本です。
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工程ごとに管理項目・管理方法・基準などを一覧にまとめ、品質を作り込むために用いる表を何というか。
- QC工程表(QC工程図)正解
- パレート図
- 特性要因図
- アローダイアグラム
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QC工程表は、各工程の管理項目・管理値・検査方法・担当などを一覧化し、工程で品質を保証するための管理の要となる表です。 パレート図・特性要因図・アローダイアグラムはいずれも分析や計画の道具で、工程ごとの管理方法を定めるものではありません。QC工程表は、どの工程で何をどう管理するかを一覧にした管理の要になります。
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「補償」の意味として最も適切なものはどれか。
- 与えた損害を金銭などで償うこと正解
- 品質を保証すること
- 工程を標準化すること
- 検査を省略すること
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「補償」は損害を金銭などで償うこと。品質を確実にする「保証」とは意味が異なるため、区別が必要です。 読みは同じでも意味が逆方向です。保証は問題が起きる前に品質を確かなものにすること、補償は問題が起きた後に損害を埋め合わせることを指します。漢字の書き分けが問われます。
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製品の欠陥によって使用者などに損害が生じた場合、製造者等が負う責任を何というか。
- 製造物責任(PL)正解
- 自主回収
- 品質方針
- 内部監査
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製造物責任(PL:Product Liability)は、製品の欠陥が原因で生じた損害に対して製造者等が負う法的責任です。 製造物責任は、過失の有無ではなく製品に欠陥があったかどうかで判断される点が特徴です。だからこそ、設計や製造の段階で欠陥を作り込まない源流管理が重要になります。
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新製品開発の途中で、設計内容を関係者で審査し、問題を早い段階で見つける活動を何というか。
- デザインレビュー(設計審査)正解
- 抜取検査
- 官能検査
- 5S活動
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デザインレビュー(設計審査)は、設計の節目で多面的に内容を評価し、後工程での手戻りを防ぐ活動です。源流管理の一環です。 設計の節目で複数の視点から審査するため、後工程に進んでから問題が見つかる手戻りを防げます。上流で品質を作り込むという源流管理の考え方を、具体的な仕組みにしたものです。
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顧客からの苦情(クレーム)への対応として、最も望ましい進め方はどれか。
- まず応急処置で被害を抑え、あわせて原因を調べて再発防止を行う正解
- とりあえず謝って終わりにする
- 担当者個人の責任にして終える
- 記録を残さない
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苦情対応では、応急処置で当面の被害を抑えつつ、原因究明と再発防止(是正処置)まで行うことが重要です。 苦情対応は応急処置と再発防止の2段構えです。謝罪だけで終わる、個人の責任にする、記録を残さないという対応はいずれも再発防止につながりません。記録は同種の苦情を防ぐ材料になります。